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ケーススタディ

「自分の“問題”にする」ことを習慣にしよう

 人には忘れられない出会いが何度かある。それはたった一瞬であっても一生分の影響を受けることがある。私にとって経営コンサルタントの新将命(あたらしまさみ)氏との出会いがそうだった。 当時すべてがうまくいかず落ち込んでいた私は、ある講演会で新氏の話を聞いた。その瞬間、それまでとモノの見方が180度変わってしまうくらいの衝撃を受けた。彼は信念をもって自分の道を進み、32歳の時に、「45歳までに社長になる」と決意して目標どおり社長になった人物。その言葉には、力が宿っていた。曰く、「行動が変われば性格が変わる」「読書という4度目の食事を毎日取りなさい」「心の可燃物に火をつけろ」などなど。聞いているだけで不思議に勇気がわいてきたのだった。

その中でも特に印象に残り、その後の私がいつも意識している言葉を皆さんにもぜひ紹介したい。それは、「2責 3識 4K」という言葉。 2責とは、「自責」と「他責」。物事が起こったときに2とおりの考え方をする人がいる。自責(自分の責任)を考える人と他責(他人の責任)を考える人。状況を変えられるのは「自責」自分に何が出来るかを考えられる人。他責でいるうちは依存的になったり他人事になったり、問題を解決することは困難。自分の責任を自覚することで道が開けていくのだ。 3識 は 「知識、見識、胆識」のこと。知識をベースに、自分なりのものの見方を加えることで見識となる。そして決断力、行動力をもって事を成すのが胆識。胆識は新氏の造語だ。 最後に4K 「感性、向上心 好奇心 謙虚さ」 この4つを常に忘れずにいれば必ず成長していくというのが氏の持論。 

「自責」。これはサラリーマン(ウーマン)には結構つらい言葉だ。天災のように振りそそぐ様々なトラブルを、自分のせいだなんてとても思えない!というのが本音のところ。社長のせい、上司のせい、お客のせい、誰かのせいにすることで何とか逃れたい。でも結局のところ何の解決にもならない。そうであるならば、自分には何が出来るかという視点で問題を捉えなおし対処したほうが、はるかによい解決策がみつけられるだろう。新氏はこうも言っていた。「相手のトラブルを自分の問題としてとらえ、解決すべく行動する姿勢が成功者の特徴なのです」と。 問題が起こった時は、まずその問題を「自分のもの」として考える習慣を持とう。

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